サウジのオイルマネーが影響力をますリブゴルフですが、この勢いは止まりそうにないですね。
もともと、アメリカでは、アメフトなど年間数試合しかしないのに、高額の年棒がもらえる土壌がありました。
そこに、年間の試合数は8試合と少ないものの、高額のゴルフツアーの出現。
従来のPBAツアーであれば、レギュラーシーズンで年間約45試合。
転戦で広大なアメリカを渡り歩く日々からの解放。
出場することでの高額の契約金。
家族との時間を大切にするアメリカ人ならば、リブゴルフへの参加を断る理由がない。
もちろん、お金がすべてではない。
伝統のある試合を勝つことのモチベーションや、名誉もあると思う。
それでもLIVゴルフの勢いは止められない
日本人で参加している選手は、PGAツアーからの制裁があるのか無いのかはハッキリしていません。
それでも参加するメリットは大きく、第2戦で6位に入った香妻陣一朗選手は日本円で約1億800万円獲得。
比較するのは申し訳ないですが、先日の日本男子ツアーは選手主催で賞金は1000万
リブゴルフの6位の賞金が、日本男子ツアーの10倍となると、さすがに魅力的にうつる。
アメリカ人の選手の契約金もミケルソン約270億円、D・ジョンソン約168億円、B・デシャンボー約135億円との報道も。
これだけの契約金に、高額の賞金。
リブゴルフの勢いが止まる気がしません。
賞金アップを表明したPGA
この流れを止めたくて、PGAツアーも3割もの賞金アップを表明しています。
もうすでにスター選手はお金は持っているので、あまり意味がないような気がします。
若手選手はメジャー大会制覇や、マスターズへの出場などの目的があります。
スター選手は地位も名誉も手に入れて、その先に何を求めているかをPGAは見極めないと、さらなる選手の流出があると思います。
お客様目線も大切に
リブゴルフとPGAのやり取りは置いておいて、われわれお客様としては、どちらのツアーも気軽に観戦できる環境が望ましいです。
デシャンボーを観たいならリブゴルフじゃないとダメとか、タイガーウッズを観たいならPGAじゃないとダメとか、そんなの求めてませんよね。
お互いの団体で喧嘩してる間に、ゴルフファンの熱が冷めないようにしてほしいです。
ウハウハの日本人選手
これだけの高額賞金ですから、参加した日本人選手も恩恵を受けています。
香妻陣一朗選手も開幕戦(15位・約3300万円)と第2戦(6位・約1億800万円)で約1億4000万円以上を獲得。
2013年から昨年まで国内ツアーの通算種金額は約1億7400万円。
たった2試合でこれまでの獲得賞金に迫る賞金を獲得。
矢野東プロも、ユーチューブでも参加できるなら魅力的なツアーだと語っていました。
PGAツアーに出れなくても、ぜひ出たい、それだけ魅力的だと。
このLIVゴルフの勢いは止められない。